2011年にチェコのJetBrainsによってリリースされたプログラミング言語がKotlinです。オープンソースの言語で、Javaとの互換性が高いことで注目されています。そんなKotlinにはどのような特徴があるのでしょうか。そして、これからKotlinを学ぶにはどのような道筋をたどるのがよいのでしょうか。

プログラミング言語の定番と言えばJavaです。さまざまなフィールドで20年以上にわたって用いられています。しかし、Javaにもいろいろデメリットがあるのも事実です。そこで、それらのデメリットを解消するために生まれたのがKotlinでした。

Kotlinの大きな特徴に、Javaよりシンプルにコードが書けることが挙げられます。Javaでは数行もの記述が必要なプログラムが、Kotlinならたった1行で済むこともあるのです。数百行もの記述が必要なプログラムでも、Kotlinを使って記述すると10分の1程度に短縮することができます。それゆえ、これからプログラミング言語を学ぶ人にも始めやすいのが特徴です。（※そのほかにもKotlinの特徴とJavaとの違いがいくつかあります）

Kotlinを使ってAndroidアプリを作るには、Android Studioを始め基本知識や概念を理解しなければなりません。しかし、まずやらなければならないのが、Kotlinの文法の学習です。

文法の学習向けサイトや書籍は多いですが、ドットインストールという学習サイトがおすすめです。短い動画を見ながらKotlinの文法の基礎が身につきます。文法をひと通り学んだら、書籍などを参考に実際に手を動かしてアプリを作ってみましょう。